住宅の売買時にはおさえるべきポイントがある

投稿日:6月 22, 2019 更新日:




住宅の売りと買いにおけるポイントとは何でしょうか。

住宅の買いと売りにはポイントがあります。

理想的なのは、売りと買いが同時に成立することです。

しかし、実際にはそんなに上手くいかないことがほとんどです。ですので、実際の展開としては、売りが先に来ることが望ましいです。

売りが先に来れば、購入のための資金が捻出されるので購入がスムーズにいきます。

お金の問題は、購入の際にとても必要な問題です。

デリケートなことなので、慎重に行ってください。ただ、先に買うような場合もどうしてもあることがあります。

たとえば、今まで欲しいと思っていたような理想的な住宅に出会ってしまったとか、今ならお買い得な住宅であるようなこともあります。

そのような場合は、多少資金を無理しても購入したほうが良いでしょう。

理想の家づくりについては「理想の住宅を手に入れるために」にも詳しく解説しています。

土地の売買価格に関しての決まりごと

ちなみに土地の売買価格に関しては、どのように決まるかご存知でしょうか。

きちんとした価格の決まり方があります。

また、その価格形成を知っていれば、土地の購入に際して無駄なことがなくなります。知っておくように心がけましょう。

土地には一般的には、公的価格実勢価格というものがあります。

公的価格

公的価格とは、国などの公的機関が決めたもので公示価格、基準地価、路線価、固定資産課税評価額といったものがあります。それぞれ国土交通省や都道府県、国税庁といった機関が決定しています。ですが、このような公的価格で、土地の値段が決まるのではなく、こうした値段を基準に売り主と買い主の一致した価格で決まります。実際に購入する際には、値引き交渉も可能なので行って見ると良いでしょう。不人気な土地なら、値下げも可能ではないでしょうか。

マンション売買価格の決められ方

マンションの価格の決められ方をご存じでしょうか。

大まかに言うと、その建物自体の建設費用と土地代金ということになります。ただし、他にも諸経費用としてマンションの広告宣伝費用やさらに付け加えると売り主の利益などもあります。

ただ、やはり大部分は、建物自体と土地などが大きくウエイトを占めているようです。たとえば、土地に関しては駅からとても近い場所にあるとか周辺の住環境が快適であるとかなどです。建物に関しては、構造コストや外観にかける費用、共用施設の充実度などで決まります。


では、実際に購入する各住戸の販売価格ですが、平均販売価格に各住戸がある条件(風通しや方角、日照条件)を加えたもので設定されています。

住宅の風通しについては「【風通し】住宅設計の風通し」により詳しく解説しています。

売買契約時に気をつけるポイント

売買契約を結ぶ時に気をつけたいポイントがあります。

建物の土地の売買において、売り主は家主に重要事項説明を行わなければならない義務があります。宅建法に基づいて売り主から重要事項説明を受けて、売買契約を結ぶ必要があります。

自分たちの希望しているような住宅が見つかったら、売り主と売買契約を結びますがもし仲介業者が見つかったらその仲介業者から契約の段取りを受けてください。

売買契約書の注意点と合わせて、チェックポイントを押さえましょう。

2つのプロセスを慎重にこなしていきましょう。

まずは、重要事項の説明というものがあります。不動産会社の販売に際して義務付けられている不動産に関しての説明になります。

必ず文書を交付して行われるようになっています。

文書を目の前にして、営業マンが読み上げていく形をとっているのが通常です。

重要事項の説明が済んだら、次は売買契約を結びます。ここでは、売買契約が重要事項ときちんと同じになっているか確認しましょう。

それから、きちんと売り主と登記簿の権利関係や各法律と適合しているか、お金の支払いに関することを確認しましょう。

そして、重要事項の説明を受けたら、売買契約を結ぶ運びとなります。書面の内容は、重要事項ときちんと同じかなど確認する必要があります。

代金全額の支払いと同時に引き渡しを行います。また、その際に登記の申請も行います。

信頼できる不動産会社については「信頼できる不動産会社について」に詳しく解説しています。

売買契約時にある、重要事項の説明のチェックポイント

売買契約時にある、重要事項の説明に関してですが、チェックポイントがあります。

大きく分けると、「当該不動産に関しての説明」「取引条件についての説明」という2つに分けられています。

住宅そのものに関することは、登記簿に記載されている権利形態と同じか、ライフラインは整備されているかなどです。

登記簿についていは「登記簿謄本.com」で詳しく解説しています。

また、取引についての事項は、契約の解除や契約がなされない場合や住宅に関する取り決めなどがあります。

このように、売買契約時にもしっかりと確認しないといけない契約書や書類が多く、きちんとその中の項目を確認するようにしましょう。

意外と見過ごすとそのうち手ひどい目に合う事もあるようです。

また、そうした契約書類に不備がないこともきちんと確認しておくことです。

住宅の売買時にはおさえるべきポイントがあるのまとめ

おさえるべきポイントは

  • 住み替えのときは売却と購入のタイミングが同じだと理想的
  • 不動産の売買価格には理屈があるので理屈を理解する
  • 重要事項説明をしっかり理解する

上記をしっかり守れば住み替えなどで失敗しにくいと思います!

住宅の売買については「住宅の売買時にはおさえるべきポイントがある」や 「【売却】賢い住宅売却のし方を知っていますか?」 にも詳しい情報を掲載しているのであわせて読んでみてください。

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