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不動産内覧会で確認する基本的なポイント

内覧会などで確認しなければならないことは、どんなことでしょうか。
おそらく漠然として、内覧会に行く方が多いのではないでしょうか。
実際には、いろいろと確認するべきポイントがあります。ですので、そうしたポイントを押さえて見に行くことが大切です。
では、どのようなポイントがあるのでしょうか。
室内のチェックポイントには、床のきしみや壁や天井の傷や汚れ、ドアや窓サッシなどの動き、収納棚の強度などです。
これらをもれなくきちんとチェックすることです。とくに床のきしみは、ビー玉などを持って行って、床を転がせるのが良いでしょう。
チェック中に、気になるような箇所があれば営業の担当者にきちんと確認しましょう。そうして疑問を残しておかないことです。
ほかにも不動産内覧会で見落としてはいけない個所があります。

内覧会にて確認するところで、見落としがちなのが、水回りや電気関係、換気設備などです。
こうした設備は意外とおろそかにしがちです。
なるべく家族の夫婦で、確認箇所に関して分担して役割を分けると良いでしょう。
みんなでそれぞれの各設備をいじってみることで、故障個所がないか確認してください。
実際に使ってみたら、自分たちには使いにくかったりする場合、図面と一致しているか確認して、場合によっては設計の変更を行ってもらうと良いでしょう。
そうして、内覧会を有効なものにしてください。
意外と、ただ単に見に行くという方が多いです。また、基本的に展覧会などは、良いことしか見せません。
ですので、営業マンがあまりにも良いことばかり話すようなマンションや一戸建て業者は避けた方が良いでしょう。
素直に包み隠さず、マイナス要素も話すような営業マンの会社であれば、信頼に足りうる会社なのではないでしょうか。
マンション内覧会の積極活用のすすめ

マンションには、完成後に内覧会なるものがあります。
完成後のお披露目会みたいなものです。
きちんと、入居予定の住戸が契約通りに建てられているか、間取りや柱が設計通りの寸法になっているか、床や壁紙、フローリングなどの色や材料はきちんとなっているか、キッチンやバス、トイレなどの設備がパンフレットと同じようになっているかなどです。
ひとつひとつきちんと確認しましょう。
どんな細かなことでも、自分たちの購入する物件なので、営業マンや工事事業者に対してどんどん意見や要望を伝えることです。
お金を払う側なので、泣き寝入りすることのないようにしましょう。あらかじめ、訪問前にチェックリストなどを作成して訪問することをお勧めします。
マンション購入に際しての内覧会でのチェックポイント
新築マンションの場合、マンションが完成したら、マンション購入予定者による内覧会がある場合もあります。
玄関からバルコニーまで、不備がないかきちんと確認しましょう。
問題がなければ、カギと必要書類を受け取り同時に残代金を支払って入居という感じになります。新築マンションの場合、入居後の必要な資金もありますので、その辺の確認をきちんとしておきましょう。
修繕積立金はどれくらいか、マンション管理人の管理費用はどれくらいかなどおおよその目安を知っておいた方が良いです。
入居後は、なるべく早めに、各部屋をチェックして室内のすべての設備を使ってみることです。
内覧会ではわからない不備があるかもしれません。
そういった不備は早めに見つけて対処することです。
マンション管理については「マンション管理でトラブるのがもったいない」に詳しく解説しています。
一戸建て内覧会でのチェックポイント

一戸建ての内覧会では、室内のチェックは当然ですが、外壁や外溝などの住宅の周りもきちんと確認しましょう。
意外とこういった住宅の建物自体は確認するのですが、周辺の道路や周りは確認しない方が多いです。
その上、できれば屋根の上も確認すると良いでしょう。ただ、実際は、屋根の上まで確認できるようなことはほとんどありません。
ですので、できるようであれば確認してくださいということです。ただ、住宅会社によっては、誠心誠意そのような無理な注文に対しても対応してくれるような会社もあります。
ですので、そうした会社ですとある程度頼りになると考えて良いのではないでしょうか。
展示会におけるその住宅会社の人間の対応次第でだいたいその会社のレベルが分かります。
不動産内覧会のまとめ
不動産の内覧会は物件に関わらず共通してチェックする部分と建物によりチェックする内容が異なる部分とがあります。
特に戸建とマンションでは見るべきポイントも異なるためしっかりとそれぞれにあった内覧方法を勉強してから望むことをおすすめします!