Contents
マンション購入時の確認に関して

マンションの仕上がり具合に対しては、気になる部分などすべてメモ書きしておくことです。
疑問や不満、など遠慮なく不動産会社に伝えることはもちろん大切ですが、きちんと改善してもらえるように要望書としてまとめて書面で伝えることです。
指摘した部分が修正されたのか、また改善されたのか、その担当者に対して署名・捺印をきちんとしてもらいましょう。
人生において、とても高い買い物なので、あくまで自分たちの事として、客観的に冷静に見て対処することが大切です。
意外と書面でのやり取りを、しないで口頭ベースでのやり取りに終わらせてしまう方が多いようです。
これはとても危険です。
きちんと書面に残し、発言した発言していないという事のないよう、お互いのために必要なやり取りをするべきです。
信頼できる不動産会社については「信頼できる不動産会社について」に詳しく解説しています。
マンション購入時に管理計画を確認しましょう
駅から5分以内という物件概要を見るだけではなかなか将来のお手入れ状況がなかなかわからないです。
将来の状況に関しては、修繕積立金や将来の修繕計画を参考にすると良いでしょう。
最近では、物件の管理が将来を左右することが認知されているため、どの物件も管理が行き届いているようです。
修繕積立金は当初の支払いを抑えるために、将来にわたって維持管理に必要な支出ができないようなマンションなどの物件もあります。
そこで、早い時期に修繕積立金、修繕計画について売り主に説明してもらいましょう。将来にどのような状況になるか、また将来にわたって十分可能な支出がきちんと確保されているのでしょうか。
こういった確認をきちんとするべきです。
支出については「【支出】住宅購入時に自分の支出に計画性を持ちましょう」により詳しい解説をしています。
マンション購入時に周辺環境を知っておきましょう
マンション購入にあたって、必要なこととして購入前のマンション周辺の環境や立地条件などがあります。

マンション選びに当たっては、チラシや広告などで良いことばかりを見かけますが、実際に現場に赴くことによって、自分の目できちんと確認することです。
実際に確認してみると、想像していたものと違ったとか駅から遠いなど、色々と分かってくることもあります。
また、将来にわたって、そうした住環境が補償されるかといった確認も必要です。
たとえ、購入時点で素晴らしい環境であったとしても、区画整理などで工場建設や騒音問題など出てくる可能性もあります。
また、日照問題なども出てくる可能性があり、購入するマンションより高い建物が建設されないかなどの確認も必要です。それらの確認は、各市町村の役所に行ってください。
住宅の騒音については「【騒音】住宅設計する時に気をつけるべき騒音」をお参考にしてみてください。
モンスター入居者がいるかも?マンション購入時に隣人や同居者の確認もしましょう
最近多いのが、マンションで管理会社や他の住人に対して理不尽なふるまいをするモンスター入居者と呼ばれる方たちです。
一部の値引きのマンションでは、こうしたモンスター住居者と呼ばれる方たちが、「売れ残りの物件を購入してあげたのは私たち、私たちがあなたの会社を助けてあげた、管理費や修繕積立金はなしでやってよ」というような勝手な理屈を言ってくる方もいるようです。
このような方々が隣に来ることによって、どういったことになるかはもうおわかりになるでしょう。
将来のマンションの資産価値を著しく損なうようなことになります。また、このような方たちと暮らすことにより、生活自体も楽しくなるはずがありません。
ですので、値段が安いというだけでの購入は危険だという事です。
住宅の価値については「【価値】資産価値を生む不動産物件」に詳しく解説しているのであわせて読んでみてください。
マンション購入時に防犯設備の確認もしましょう
購入予定の分譲マンションで、防犯上確認することとして防犯カメラやセンサーなどもあります。

こういったこともきちんと確認してみましょう。ほとんどのマンションにおいては、きちんと玄関部分はオートロックになっていて居住者の出入りを管理し把握しているはずです。
ただ、居住者の出入りの間に上手く侵入することも可能なので、必ず安全だとは言えません。
ですので、外部の不審者を監視するための監視カメラや防犯センサーなどがきちんとマンション内に的確に配置されているか、管理人室などもきちんと配備されているかを確認してみることです。
管理人室は、玄関部分にあることにより入居者を人間により確認する役目を果たします。
機械だけでなく、人間の目による監視も必ず必要です。
玄関については「【玄関】玄関の印象で住宅の印象が決まる」もいっしょに読んでみてください。
マンション購入予定地から最寄り駅までの確認をしましょう
購入前に、チェックすることとして、現地の入居マンションから最寄り駅までの移動距離と手段です。

まず、どういった移送手段があるのか。
また、それがどれくらいの時間を住宅まで要するのかということです。考えられる手段として、バスか電車、もしくは徒歩という形になるでしょう。
それが住宅から最寄り駅まで、実際にどれくらいの時間がかかるのかをきちんと購入前に自分の足で確認してみることです。
できれば、それを朝の通勤時や会社終了後の帰宅時にかけて、時間や道を確認してみましょう。
できれば、その道中に病院やスーパーなどの商業施設があると大変便利です。通勤時に買い物をして帰ることも可能だからです。
加えて、タクシーに関しても有無を確認しましょう。タクシーは何かと、大人数で移動するときに便利な手段です。
マンション購入時の確認のまとめ
とにかく気になるところを残さずすべてチェックし納得してからマンションを購入することがポイントです。
管理計画、周辺環境、お隣さん、防犯設備、最寄り駅まで・・・。今回あげたのは一例です。
ほかにもさまざま確認するべきことはありますがのでしっかりと確認し納得のいくマンション購入を目指しましょう!