
和室の設計に関しては、ポイントがあります。
あまり室内の空間を高くしないということです。
基本的に和室は、床に座って過ごす場所なので天井、扉の高さ、窓などの位置も畳に座った時の位置を基本として考えます。
畳に座った時に洋間よりも、窓の位置や天井の高さなどを低くすると心地の良い空間ができあがるでしょう。
窓については「【窓】わかりやすい住宅設計の窓の話」にも詳しく解説しています。
また、部屋のスペース自体も狭くすることも良いのではないでしょうか。広めの和室よりも、多少、狭いスペースの部屋の方が和室としては向いていると考えられています。その方が部屋自体に親近感が湧いてきて、愛着のある部屋が出来上がるようになります。
自分たちにとってどのように和室を位置付けるかきちんとコンセプトを考えていきましょう。コンセプトがぶれなければ必ず良いものができあがります。
和室の一般的なプラン
和室のプランはいろいろとありますが、これがベストという事は必ずしもないです。
生活の洋式化はかなり日本に定着してきました。和室に対して主入れのある方が大変多いようです。和室を希望していても、その用途までは考えている人は意外と少ないです。
自分たちが実際に和室を使う事を想定してください。いろんな使い方があると思います。
夜は寝室に、昼は茶の間という使い方もできます。
客間や家事室としての使い方もできると思います。畳の上でごろっと寝るの良いと考えている方も多いです。
一方、こった和室の造り方とは

和室にはこだわりたいという方もいます。
そういう方には、室内に設置するための設備を豪華な物にしてみるのも良いでしょう。伝統的な和室とは、柱が一定間隔で壁から出ている書式で、床が畳である座敷が基本となっています。
ただし、こうした本格的な和室は、値が張るので予算については、自分たちの懐具合と相談してみてください。もし、こうした本格的な和室を検討するのであれば、入念な打ち合わせが必要です。
建設途中で急遽予算を削ると、新建材だけの味気のない部屋になってしまいせっかくのプランが全然ダメになってしまう恐れがあります。
最初のプランの際にどのようにするか、また予算内できちんと建設できるかなど丹念な打ち合わせを行いましょう。
予算に関して「【予算】住宅づくりは予算との戦いです。」に詳しく掲載しています。
住宅購入の打ち合わせについては「住宅購入、家づくりを成功する打ち合わせ」にも詳しく解説しています。
最後に和室の本来的な意味合いとは
そもそも和室とはどのようなものなのでしょうか。
建築学的には、床が畳かどうかということになります。その定義を考えると、別に洋室に畳を敷くという方法もあるのではないでしょうか。
極端にいえば、洋間の中に畳を敷くスペースがあるだけで、そこに和室の空間が出来上がるという事が言えます。
住宅全体のスペースを考えるなら「【住宅スペース】住宅スペースの有効設計」を参照してみてください。
和室の広さや仕上げも様々ありますから、用途に応じて柔軟に考えましょう。和室自体を何に使うかで変わってくることもあります。
リビングに引き戸とセットで隣接させたり、応接空間として玄関付近に配置したり、客間として通常の生活空間から多少外れたところに設置するの良いのではないでしょうか。
いずれにしても自分たちに合った配置を考えてください。
「【玄関】玄関の印象で住宅の印象が決まる」もいっしょに読んでみてください。