購入物件の重要な確認しなくてはいけない場所

物件に関して、他に確認しなくてはならないことは、帰宅時間が遅い人は、駅からの道が夜でも明るく、ある程度人通りがあるほうが安心です。
また、日用品を買う商店の閉店時間も気にしてください。
お年寄りがいる住宅では、利用できる介護サービスの種類や病院の近さ、普段歩くところに坂道や階段がどのくらいにあるかなど気にかけましょう。
長期間の居住を考えているなら、自分たちの事も考えて確認しておいた方が良いでしょう。
日当たりのよさや快適な環境は、周りの建物によってかなり変わってしまいます。
日当たりについては「【日当たり】住宅購入や設計時の日当たりを考える」について詳しく解説しています。
今後、高層ビルや、騒音のひどい施設や道路が建設されないかどうかの確認は、地域の役所の都市計画課で、地域の開発計画を問い合わせることです。
ある程度予測がつきます。
住宅の騒音については「【騒音】住宅設計する時に気をつけるべき騒音」をお参考にしてみてください。
立地条件の良い場所を選びましょう

マンションの場合は、駅から徒歩5分圏内にある物件がベストだと考えるべきですが、一戸建ての場合、角地にあったり、南面に道路があったり、高台で眺望が良い、その他個別の立地条件などで決まるケースが多いです。
マンションのように駅から徒歩5分圏内といった物件はそうそうなく、一戸建ての場合ですと、利便性・住みやすさといった観点からの評価が多いです。
ですので、そういった駅から5分圏内といった考え方ではなく、日照条件や角地にあるかなどといったポイントを確認して選んでみましょう。
一戸建てにもお屋敷エリアにある物件もあります。だいたいそのような物件は値段が大変高く、手が簡単に出ないようなケースが多いです。
きちんと自分に合った条件を見つけましょう。
災害の避難場所の確保をきちんとしましょう

災害時における避難場所もできれば確認しておいた方が良いです。
最寄りの避難場所である小中学校や公共施設の耐震強度も調べてみましょう。
事前に調べるという事は難しいかもしれませんが、役場などに行くことにより確認はできます。
まだまだ耐震化されていない学校や施設も多いのが現状です。
子供のためという事もあり、家族全体の災害対策という意味でも避難場所の安全基準や耐震基準をきちんと確認された方が良いでしょう。
耐震については「【耐震】住宅設計前に考える耐震について」により詳しい解説をしています。
避難場所が災害に弱くもろい構造であるとなんの意味もありません。
事前に前もってしらべてきちんとした避難施設のある町に住宅購入を考えるというのも一つの選択ではないでしょうか。
こういった点も、いざという時にとっさの判断ができるためのゆとりができための対策です。
災害については「【災害】災害に備える住宅設計」に詳しく掲載しているのであわせて読んでみてください。
物件周辺で確認すべき場所
物件立地も当然大切ですが、周辺環境もとても大切なのでしっかりと事前に確認することがポイントです。
また、災害時の避難場所も確認し購入後に後悔しない物件選びをしましょう。