【階段】わかりやすく住宅の設計と安全を考える

投稿日:6月 25, 2019 更新日:




階段の設計に関して。

階段の設計も、住宅設計に置いて気をつけなくてはいけないことです。階段の上り下りには負荷がかかります。

まず上り下りしやすい踏面にして、必ず手すりをつけることがとても大事なことです。もし、必要であればエレベーターも設置の検討を考えても良いのではないでしょうか。

階段の設置に関しては、階段の高さや幅といった細かい設定も設計士と話して決めないといけません。これは家庭環境にもよるのではないでしょうかお年寄りがいる、もしくはペットを飼っている様々な状況が考えられます。

それぞれに合わせた階段の設計をしましょう。

人にやさしい階段を考えてください。それが、将来的に住宅の使いやすさを生みだします。階段にもきちんとした設計が必要です。

階段をきちんと安全に設計してください。

階段は安全に作りましょう。

階段は上の階と下の階を結びつける場所です。

安全に上り下りができるのもそうですが、手すりなどを上手く取り付けることによって安全に上り下りができることがベストです。

また、光のさす空間にもしたいものです。

窓をバランスよく配置することにより、光の差し込み具合を調節しましょう。

窓については「【窓】わかりやすい住宅設計の窓の話」にも詳しく解説しています。

上下の移動空間ができる場所ですので、空間的に面白く演出することにより、生活の楽しくできるものです。

壁の色やステンドグラスを配置するなどして明るく派手にするのもありです。

とにかく、住宅の中での空間場所なので有効活用しましょう。

色や素材でさまざまな雰囲気を醸し出すことができますし、階段部分を木の板ではなく、シースルーにすることいよる演出の楽しさなどもできます。

光については「【光】光を利用した設計も考えてみましょう。」でも詳細を解説しています。

階段の形状に注目

階段は住宅の設備において、もっとも事故が起こりやすく、上り下りをする際のポイントとなりますが、では、階段の形状はどのようなものが良いのでしょか。

まずは、手すりの有無です。

これは安全に欠かせないポイントになります。形状では落ちた時にどのくらい危険かという目で確認することです。

基本的には、転落したらに途中でとまれるような踊り場があるような階段が良いのですが、その分面積が必要となってしまいます。

ですので、安全を考えると3畳分ぐらいのスペースは階段に当てて設計をした方が良いでしょう。

多少、部屋はせまくなりますが、安全が第一ではないでしょうか。そうすれば老後も安心してくらせるようになります。このように階段の設計はきちんと老後の事を考えて行うのがベストです。

スキップフロアを積極的に利用しましょう。

間取りに置いて、ちょっとした工夫はスキップフロアを設けてみることです。スキップフロアとは階段部分を中心に半階ずつずらして建てる工法のこと。

たとえば、2階建ての住宅であれば、4階建て分の住宅ができるという感じになります。限られた空間の中で床面積を増やしたい場合や、敷地に段差がある時など有効な手段になります。

普通は階段を境に1階と2階に仕切られますが、スキップフロアの場合、短い階段越しに建物の端から端までを見通すことが可能になります。

大変便利な手段になります。

ただし、スキップフロアは空間的な広がりが出てくることも確かですが、空調や音漏れ、バリアフリーについては多少おろそかになることもあります。

そういったこと上手く対処できるように設計しましょう。

なお、バリアフリー化については「【バリアフリー】住宅設計時のバリアフリー化」に詳しく解説しています。

階段の設計のまとめ

階段の設計は設計士と話し合い決定が必要ですが、シニアになるにつれての階段負荷を考慮して設計が必要です。

住宅の中なので空間を有効活用できますが、安全第一で設計が必要です。

手すりの有無、スキップフロアの有無などを考慮する必要があります。

しっかりとバリアフリーを考え階段の設計をしましょう!

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