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入浴時間を快適なものにするために。
入浴時間をたのしくするための設備はいろいろとあります。
良くあるのが、浴室専用テレビや音楽、照明などです。
エンターテイメント性の高い浴室なども人気のあるタイプです。
広さは最低でも0.75坪以上、家族がいるのであれば1.25坪以上あると良いでしょう。
理想的な浴室ができるサイズです。
また、床や壁などの建材を水はけのよいものにするなど、いろいろと入浴を楽しくするための工夫はできます。
いずれも大変便利な機能で、浴室を楽しくしてくれます。すべてを入れると当然、コストがかかってきますがそれに見合った入浴時間を過ごすことができるというメリットがあります。
コストを取ってでもそれなりのものを設置するか、それともコストダウンを考えてほどほどの入浴タイプにしておくかなど自分たちでどの入浴部屋が良いか検討して選びましょう。
またそういった設計を楽しむのも良いのではないでしょうか。
浴室のタイプにはどのような物があるでしょうか
浴室の作り方は、大きくユニットバス方式とオーダー方式の2つがあります。
ユニットバス浴室
この2つのうちどちらが各家庭に向いているのでしょうか。「ユニットバス方式」は現在の主流です。工場で生産された浴槽や床、壁などを現場で組み立てる方法で、種類が豊富で品質も安定しています。
機能も充実していていろいろとお得なサービスが付いているようです。ただ、このタイプの場合、企画品なのでデザイン上の自由度が大きくないです。
大きな窓から景色を眺めるような浴室にしたい、湯上りに直接庭に出てみたいといった時になかなかデザインを自由にできないために、変更ができないことが多いです。
やはり一長一短があり、どちらもそれぞれの良さを生かしたプランを立てることで解決できます。
オーダータイプ浴室
浴室のオーダータイプですが、サイズも素材もデザインも自由に選べるオーダーメイドです。
これは外とつながって風呂上がりに、庭に直接行く形なども設置することができます。
壁や天井に木をつかうこともできます。
ヒノキを使えば、浴室が柔らかい雰囲気が出てきて細部に気を配りながら換気をしっかりと行えば、デメリットとされるメンテナンスもそれほど面倒にならないようです。
自分たちの好きなように使いやすさとデザイン性を追求して、楽しく快適な住宅設計を心がけましょう。
それが生活の豊かさをもたらし、家族同士の会話も弾むなど色々なメリットをもたらしてくれます。
日頃の生活を楽しむ点において、浴室も重要なポイントです。いろいろと検討してみましょう。
浴室を生活スタイルに合わせたものにしましょう
浴室には機能性と快適性の両方を満たした物を期待して購入したいものです。
浴室は、人が働いてきたり学校に通って疲れてきたりなど一日の疲れをいやすための空間としての役割もあるのではないでしょうか。
そうした場所ですので、お風呂が快適であるとリラックスができて生きる活力が湧いてくるものです。
浴室の配置ですが、良くあるのがリビングに接したタイプです。
次にあるのが、寝室近接型です。
リビングに接したタイプですと、子供と仲良く楽しく入れて洗濯もできる可能性があります。
リビングの設計場所に関しては「【リビング】住宅のリビング設計場所について」により詳しい内容を掲載しています。
また寝室タイプですと、お風呂上がりに来客と鉢合わせすることがなく、好きな時間に気兼ねなく入浴できるというメリットがあります。
このように浴室にはいかようにもメリットを付加できるタイプがあります。自分たちの生活スタイルに合ったものにしましょう。
浴室のベストな配置とはどんなものでしょうか。
浴室の配置ですが、オーソドックスとしては、南側に位置する物もよいものです。
庭が見えたり、日差しをたっぷりと浴びて入浴ができたり、また浴室がすぐにかわくなどたくさんのメリットがあります。
庭については「【庭】住宅設計と庭」にて解説しているのでそちらをご覧ください。
一般的には、リビングやダイニングを南側にすることが多いのですが、浴室も大切な場所です。
南側に置くことで、また変わった視点が生まれてきます。あらゆるプランを考えてみることをお勧めします。
他にも2階に浴室を持ってくるというプランもあります。一階にスペースができて、他の部屋のスペースが生まれます。
意外とすっきりとしてほどよくなるようです。
1階の間取りをきちんと行うためには、浴室を2階にもってくるのも一つの手ではないでしょうか。
住宅全体のスペースを考えるなら「【住宅スペース】住宅スペースの有効設計」を参照してみてください。
まとめ 自分たちにとって理想的な浴室とは
浴室には広さが十分に必要になります。
また、浴室は、安全面での対策も必要になります。バリアフリー化という言葉が良くありますが、このためにもなるべく浴室のスペースを取るのが理想的です。
ドアの寸法や設備機器の検討もぜひきちんと行ってください。
若くてもそのうち年をとってきます。
そうすると、そう長くはないうちに手すりが必要になってきます。
そう建物面積がないようでしたら、トイレと浴室の一体型プランというのも考えるのも良いのではないでしょうか。
自分たちに合ったプランを家庭内で話し合い、理想的な浴室を自分たちで構築していきましょう!
バリアフリー化については「【バリアフリー】住宅設計時のバリアフリー化」に詳しく解説しています。
理想の家づくりについては「理想の住宅を手に入れるために」にも詳しく解説しています。