住宅設計時の坪単価という単位での計算には注意を払ってください

投稿日:7月 5, 2019 更新日:




坪単価という単位での計算には注意を払ってください

自分の住宅を設計するとき、やはり一番気になるのがコスト面の事だと思います。

では、どういったことでコストを測るようにするのでしょうか。

建築費の目安としては、「坪いくら」という言葉を使うと思います。

この坪単価という言葉は、床面積1坪辺りの建築コストの事を指しています。住宅全体の本体工事費を床面積の坪数で割った値となります。

ただし、この坪単価というのはおおよその目安にはなりまが、気をつけなくてはいけないこともあります。

実際には、住宅の仕様が同じでも計算に含まない工事の種類や建物の大小・形状によって上下するという不確かさがあります。

ですので、坪単価という単位で住宅全体のコストを計算するときは、気をつけるようにしてください。

㎡辺りの単価を出して複数物件から選ぶ方法

物件価格のうち、土地代、建物代がいくらかが分かれば、これからさらに物件同士を比較することにより、2つの物件で迷っている場合より正確な比較検討が可能になります。

さらに、細かいやり方としては、建物価格の㎡辺りの単価を出してみて、2つの物件の価格と実際の設備と仕様を比較してみましょう。

同じ価格で建てられているのに、設備が良いとかあまり良くないとか、またその逆で同等なのに単価が高いなどという事なども見えてきます。

土地代に関しても同様に細かく比較検討ができることでしょう。

このように出した数字と実際に見てきた印象を考慮して、設備や印象を基に比較検討してみれば、良い物件が正確に選ぶことが可能になります。

手間がかかりますが、やってみましょう。

坪単価が変動する要因は何でしょうか

住宅全体のコストを算出するときに目安にするのは、坪単価という言葉だと思いますが、これは実際には仕様が同じでも計算に含まない工事の種類や建物の大小・形状によって上下するのですが、具体的にどのような要素で決まるのでしょうか。

坪単価で算出する際に使う本体工事費用に、造り付けの家具の数や照明のグレード、エアコンや床暖房の有無、システムキッチンなどがどこまで含まれているかにより、坪単価は変わってきます。

含まれていなものが多いほど、もちろん坪単価は安くなります。

坪単価の算出には、床面積にロフトやベランダ、玄関ポーチ、デッキ、吹き抜けなどの面積が含まれているかどうかでも坪単価は変わります。

このように、ある程度の目安には坪単価はなりますが、実際の工事費用は変わってくることを忘れずにしておいてください。

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