家づくりのなかで、建て主がいつまでに何をしないといけないかがきちんとあります。
現場サイドは、計画された工程で動くようになっています。多くの職人が現場を出入りすることもあれば、少人数の時もあるなど色々な人が現場に絡んでいきます。
素材を加工するときなどは、加工場に人が多くいて現場には人がいない時期もあります。
信頼できる設計士を見つけて、いかに工事を中断することなくスケジュール通りに行う事がポイントです。
現場についての、自分たちの希望や変更点などは、監督者である設計士を通して現場に伝えてもらうのが通常です。
自分たちでもできるだけ現場に通うようにしてください。
職人たちも、建て主が頻繁に訪れることで現場での士気が高まるようになります。そうすれば、結果的に手抜き工事がなくなるでしょう。
建て主にも役割があります
工事が始まってから、建て主としての役割というものがあります。きちんとそうした役割を果たすことにより、自分たちが希望している住宅が完成します。住宅建設に関わる人間は、建築士と住宅施工業者という立場の人たちです。
建築士の役割として、工事の作業がスケジュール通りに行われているか監督管理しなければならない業務があります。また、工事の際の注文なども、直接建て主が現場サイドにいうことができなく、建築士を通して行う事になります。
ですので、建築士とは上手く良好な関係を築いておかないと、工事の管理や現場サイドに意見を言いたい時にスムーズに行かなくなる可能性があります。
人間関係を上手く取って良好にしてください。良好な関係が結ばれないと、工事の進捗を妨げる恐れが出てきますので気をつけてください。
建て主の確認しなければならないポイント
工事の最中に、建て主として確認しなければならないポイントがあります。現地で最初に行う事は、近隣の住人に挨拶をすませましょう。
住宅建築の工事は、朝から工事が始まるので資材の音や工事作業の音で騒音が問題となることが多いです。
ですので、工事期間中の騒音に関して、挨拶をしておけば入居後の近隣関係も良好となりスムーズになるのではないでしょうか。
また、土台工事が始まる際に、建て主が図面を見ながら地面を確認する作業すれば、それを見た職人さんたちも気合が入るでしょう。
建物自体を支える、基礎と土台を図面通りに作られているか確認するようにしましょう。きちんとこの部分を確認しないと完成後には、隠れて確認ができなくなってしまいます。