
快適な暮らしをするためには、光を積極的に取り入れるのも大切ですが、夏の暑い日差し対策をきちんと立てないといけません。
冬場においては光を上手く利用することを考えなくてはいけないのですが、夏の暑い日差しを遮断するための工夫も必要になります。
夏の日差しは庭や植木や軒を上手く配置することにより、多少解消できることもあります。
庭や植栽をうまく配置して日差しの問題を解消するとともに、見た目のデザインをバランスよくすることにより、日頃の住宅の景観が良くなり、人の心を和ませるという効果も期待しても良いのではないでしょうか。
庭については「【庭】住宅設計と庭」にて解説しているのでそちらをご覧ください。
何にしても、住宅問題がある場合、一つの側面で解消するのではなく、多面的に解消する解決策を考えてください。
全体的な快適な住宅については「住まいを快適にするための住宅設計」を読んでみてください。
光を上手く取り入れましょう。

光を上手く取り入れるためには、南側に大きな窓を設計することがポイントですが、南側に住宅がある場合、プライバシーの問題があり上手くいかないこともあります。
このような時は、小窓をいくつも設計することで上手くバランスをとりいれた設計をしてみてください。他にも高い位置に窓を配置して光を積極的に家の中に取り込んで解消するというやり方もあります。
採光の面でとくに効果的なのは、トップライトの利用です。トップライトとは天窓のことです。
窓については「【窓】わかりやすい住宅設計の窓の話」にも詳しく解説しています。
家の中を吹き抜けにして、トップライトを上手く利用しましょう。
天井から光が差し込み、家全体が明るく開放的になります。このほかに中庭を設置したり、リビングを2階に設置する方法で光を上手く取り入れた設計を行うのも良いでしょう。
吹き抜けについては「【吹き抜け】わかりやすい住宅の吹き抜けの活用法」でも詳しく解説しています。