
家づくりは、予算との戦いでもあります。そこで重要なのがいかにすべての希望を満たしてもらう設計にしてもらうのではなく、シンプルにそぎ落としていくかという事です。
かといって、妥協するのも良くないです。その希望は辞めるというぐらいのゆとりはもつべきです。
すべての希望を詰め込むと無理が生じます。それぞれの仕様をグレードダウンしたり、一つ一つの部屋の面積を削るなど中途半端な家になることもあります。
建設予定当初は、何が何だか分からなくなりますが、設計者と打ち合わせを重ねる中で次第に明確になってくるでしょう。
そのように家族全員の意見をうまく設計者とすり合わせることにより、理想の家づくりを目指していってください。
理想の家づくりについては「理想の住宅を手に入れるために」や「家族に考慮した住宅設計」にも詳しく解説しています。
購入予算の詳細
物件の購入の際に必要な予算はどれくらいで、どういった種類の物があるかご存知でしょうか。実際の物件申し込みまでに必要な資金は、「申し込み証拠金」、「手付金」、「内金」と呼ばれる3つのものがあります。
これらの3つの支払時期や金額を把握しておくことです。「申し込み証拠金」ですが、これは新築マンションに多いのですが、順番確保のために必要な資金です。「手付金」ですが、これは一般的に言われる頭金とと呼ばれるものにあたります。
これは3つの性格を帯びていて、両者間で契約成立のためのもの、どちらかが契約を破棄した際の違約のためのもの、どちらかが一方的に解約した際のものという性質です。
最後に「内金」ですが、これは、売買代金の一部の前払いという性格のものです。
住宅購入の打ち合わせについては「住宅購入、家づくりを成功する打ち合わせ」にも詳しく解説しています。